VSCodeの設定・拡張機能おすすめ15選【現役SEの実際の設定を公開】
VSCodeは拡張機能の数が多すぎて、何を入れればいいかわからなくなる。
「とりあえず人気ランキングを全部入れる」→「重くなる」→「整理が面倒でそのまま放置」という流れを経験したエンジニアは多いはずだ。
この記事では、現役SEが実際に毎日使っている拡張機能と設定を厳選して紹介する。入れるだけで効果を感じられるものに絞った。
拡張機能:開発効率アップ系(6選)
1. GitHub Copilot(有料・月約10ドル)
AIコード補完の定番。コメントや関数名から次のコードを予測して提案してくれる。
慣れると「書く」というより「選ぶ」感覚になる。繰り返しのボイラープレートコードや、テストコードの生成に特に威力を発揮する。有料だが、使い始めると元を取れると感じる人がほとんど。
// コメントを書くと実装を提案してくれる例
// ユーザーIDを受け取ってデータベースからユーザー情報を取得する関数
2. Error Lens(無料)
エラーや警告をコードの行末にインライン表示してくれる拡張機能。デフォルトでは「Problems」タブを開かないと気づかないエラーが、コードを書きながらリアルタイムで見える。
インストールするだけで設定不要。エラーを見逃すことが大幅に減る。
3. GitLens(無料)
Gitの情報をエディタ内で確認できるようにする拡張機能。
最も使っている機能:
- Blame表示:カーソルを当てた行を「誰が・いつ・どのコミットで書いたか」を行末に表示
- File History:ファイルの変更履歴をグラフで確認
「このコードなぜこう書いてあるの?」という疑問がすぐ解決できる。
4. Auto Rename Tag(無料)
HTML/JSXの開きタグを変更したとき、対応する閉じタグも自動で変更してくれる。地味だが、HTML編集のストレスが大きく下がる。
5. Path Intellisense(無料)
ファイルパスを入力するときに補完してくれる拡張機能。import文でパスを書くときのタイポを減らせる。
6. Todo Tree(無料)
コード内の TODO: や FIXME: コメントを一覧で確認できるようにする拡張機能。サイドバーにツリー表示されるので、放置された未対応箇所を見逃しにくくなる。
拡張機能:言語・フレームワーク別(5選)
7. ESLint / Prettier(無料)
JavaScriptを書くなら必須の2つ。ESLintはコードのルール違反を検出し、Prettierは自動フォーマットをかける。
セットで使い、保存時に自動フォーマットが走るように設定するのが基本。
// settings.json
"editor.formatOnSave": true,
"editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode"
8. Pylance(無料)
Python開発者向け。型チェック・補完・ドキュメント表示が強化される。Pythonを書くなら必須レベル。
9. Thunder Client(無料)
VSCode内でHTTPリクエストを送れるREST APIクライアント。PostmanをVSCodeに統合したようなイメージ。API開発中にブラウザやPostmanを切り替えなくて済む。
10. Docker(無料)
Docker公式の拡張機能。コンテナ・イメージ・ネットワークをサイドバーで管理できる。docker ps をターミナルで叩かなくても状態確認ができて便利。
11. YAML(無料)
YAMLファイルのシンタックスハイライト・バリデーション・補完を提供する。GitHub ActionsやKubernetesのマニフェストを書くときにミスを減らせる。
拡張機能:見た目・UX改善系(2選)
12. indent-rainbow(無料)
インデントを色分け表示してくれる。ネストが深いコードで現在のインデントレベルを視覚的に把握しやすくなる。
13. Material Icon Theme(無料)
ファイルの種類に応じてアイコンを変えてくれる。.json・.ts・.md などが一目でわかるようになり、ファイルツリーが見やすくなる。
実際のsettings.json(主要な設定のみ)
{
// フォント設定
"editor.fontFamily": "'JetBrains Mono', 'Fira Code', monospace",
"editor.fontLigatures": true,
"editor.fontSize": 14,
"editor.lineHeight": 1.8,
// 保存時の自動フォーマット
"editor.formatOnSave": true,
"editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode",
// インデント
"editor.tabSize": 2,
"editor.insertSpaces": true,
// ミニマップ非表示(邪魔なので)
"editor.minimap.enabled": false,
// ファイルツリー
"explorer.compactFolders": false,
// ターミナル
"terminal.integrated.fontSize": 13,
// 自動保存
"files.autoSave": "onFocusChange",
// Emmet(JSXで使う場合)
"emmet.includeLanguages": {
"javascript": "javascriptreact"
}
}
フォントのおすすめ
コーディングフォントも生産性に地味に影響する。
| フォント | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| JetBrains Mono | 視認性が高い。リガチャ対応 | 無料 |
| Fira Code | 定番コーディングフォント | 無料 |
| 0xProto | モダンでシャープな見た目 | 無料 |
"editor.fontLigatures": true を設定すると != が ≠ のように合字表示される。慣れると読みやすい。
まとめ:まず入れるべき3本
全部一気に入れるより、まず以下の3本だけ入れると即効果を感じられる。
| 拡張機能 | 効果 |
|---|---|
| Error Lens | エラーを見逃さなくなる |
| GitLens | コードの変更履歴が追いやすくなる |
| Material Icon Theme | ファイルツリーが見やすくなる |
この3本はすべて無料で、設定不要で動く。まず試してみて、気に入ったら他も追加していくのがおすすめ。